【02月25日 KOREA WAVE】

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韓国通信大手のSKテレコムはスペイン・バルセロナのフィラ・グランビアで3月2~5日開かれる世界最大級のモバイル展示会MWC 2026に出展し、インフラからAIモデル、サービスまでを網羅する「フルスタックAI」戦略を発信する。

会場第3ホール中央に約992平方メートルの単独ブースを設け、「AI for Infinite Possibilities(無限の可能性を創るAI)」をテーマに掲げる。これまで蓄積してきたAIデータセンター(DC)の運営ノウハウをはじめ、ネットワークAIやマーケティングAIなど、通信で高度化するAI技術と、AIによって進化する通信技術を紹介する。

展示内容には、AI DC内の多様なデータを統合しリアルタイムで監視・管理する「AI DCインフラマネージャー」、高性能・高効率クラウド基盤「ペタサス(Petasus)AIクラウド」、GPU資源最適化ソリューション「AIクラウドマネージャー」、リアルタイム監視システム「ガイア(GAIA)」などを組み合わせた「K-ソブリンGPUaaS(GPU as a Service)」が含まれる。

学習中心から推論中心へと進化するAI市場を見据え、設備やコンピューティングインフラ、ソフトウエアを統合提供する次世代基盤「AIインファレンスファクトリー」も披露する。既存AI DCが抱えるコスト、電力、メモリー制約の克服を目指すという。

また、政府の「独自AI基盤モデル」プロジェクト第2段階に進出した、国内初の5190億パラメータ規模の超大規模AIモデル「A.X K1(エードットエックス・ケーワン)」の現地デモンストレーションも予定している。

このほか、通信とAIサービスを同時に提供する「AI基地局(AI-RAN)」、オンデバイスAIによるアンテナ最適化技術、電波信号を活用した通信・センシング統合技術、顧客体験と業務革新を実現する各種エージェンティックAIサービスも公開する。

フィジカルAI分野では、現実世界を精密に複製する「デジタルツインプラットフォーム」、仮想環境と実環境を連携させる「ロボットトレーニングプラットフォーム」、一人称視点映像を高性能で解析するビジョンソリューション「シナプスエゴ(SynapsEgo)」などを展示する。

さらに、SKハイニックスで導入・活用中のAI物性予測システムも紹介する予定だ。

チョン・ジェホン最高経営責任者(CEO)は「今回のMWC 2026は、当社が通信を基盤にAIインフラ・モデル・サービス全般をどのように実装しているかを世界に示す場だ」と述べ、「フルスタックAI競争力を通じて、グローバルAIエコシステムにおける役割を一段と高める」と強調した。

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