スペイン・カタルーニャ州政府は2月、20世紀初頭に建てられた山荘「シャレット・デル・カティリャラス(Xalet del Catllaràs)」の設計者がアントニ・ガウディであると正式に認定しました。
同建物は1901~1908年、エウセビ・グエルが創設したアスランド社の炭鉱技師宿舎として建設されました。長年、ガウディ作と推測されてきましたが、決定的証拠はありませんでした。
Dezeenによると、カタルーニャ工科大学のガルドリック・サンタナ・ロマ教授は、史料と実測調査を照合し、45度の角度で配置された内壁や特有のアーチ構造などがガウディの設計手法と一致すると結論づけました。
同氏は「長年の研究の結果、ガウディの作品と結論づけた。ただし、設計初期段階に限られる」と述べていると、Artnetは報じています。
一方、Domusによると、施工は外部に委託され、後年改変も行われたため、帰属が曖昧になった可能性も指摘されています。今回の認定は、ガウディ没後100年を迎える節目の年に発表されました。現在建物は修復中で、バルセロナでは記念行事も予定されています。
