京都五
花街(かがい)
(祇園甲部、宮川町、
先斗(ぽんと)
町、
上七軒(かみしちけん)
、祇園東)を支援する「京都伝統
伎芸(ぎげい)
振興財団」は今年、創立30周年を迎える。

花街のことば花街のことば

 愛称は「おおきに財団」。
芸舞妓(げいまいこ)
がよく口にする、感謝を表す京ことばにちなむ。「おたがいに」「おもいやり」「きくばりして」「にこやかに」という花街が大切にする心がけの頭文字四つも表している。

 発足した1996年はバブル崩壊で花街が苦境にあった時期。五花街や観光業界、行政、財界が費用を出し、合同公演の開催や、熟練芸妓の顕彰・奨励金の支給、若手芸妓の衣装購入費用の補助などで担い手を支えてきた。

祝賀会に集った約170人の芸舞妓祝賀会に集った約170人の芸舞妓

 1月27日には、記念式典が京都市内で開かれ、文化庁の都倉俊一長官が「日本文化を発信する京都で、芸妓衆は文化芸術の大使の役割を果たしている」とエールを送った。

 祝賀会には、五花街に在籍する10~90歳代の芸舞妓約200人の多くが駆けつけた。幅広い年齢層が、文化継承の礎になっていると感じた。(編集委員・木須井麻子)

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