水産庁、長崎沖で逃走疑い
2026年2月13日 午後9時31分
水産庁九州漁業調整事務所は13日、長崎県沖の排他的経済水域(EEZ)で停船命令に従わず逃げたとして、漁業主権法違反の疑いで、中国漁船(11人乗り組み)を拿捕し、中国籍の船長チォンニエンリー容疑者(47)を現行犯逮捕したと発表した。逮捕は12日付。水産庁による外国漁船の拿捕は今年初めてで、中国漁船の拿捕は2022年以来となる。
中国外務省の林剣副報道局長は記者会見で、中国漁船の船長が逮捕されたことに批判や反対は表明せず「日本が公正に法を執行し、中国の船員の安全と合法的権益を保障するよう望む」と述べた。
水産庁はその後の13日夜、担保金の支払いを保証する書面が提出されたとして、船長を釈放したと明らかにした。
鈴木憲和農相はこれに先立つ閣議後記者会見で「外国漁船の違法操業の防止と抑制のため、今後とも毅然とした対応で取り締まる」と述べ、事実関係の把握に努めると強調した。
逮捕容疑は12日、長崎県五島市の女島灯台から南西約170キロの沖合で、漁業監督官による立ち入り検査のための停船命令に従わず、逃走した疑い。
