記録的な雨の少なさで水不足が懸念される中、山梨県の峡東地域などに水を供給する広瀬ダムでは、貯水率が30パーセント台にまで減少しています。
【写真を見る】広瀬ダムの貯水率 30%台に減少 記録的な少雨が影響 3月にも取水制限の目安を下回る恐れ
山梨市にある広瀬ダムは峡東地域を中心に、5つの市と町に水道水や農業用水などを供給しています。
山梨県内ではほとんどの地域で、1月の降水量が「ゼロ」となるなど、記録的な少雨が続いています。
この影響で広瀬ダムの貯水率は10日現在、39.1%まで減少して、平年の79%を大きく下回り、過去10年で最低となっています。
こうした中、山梨県は10日、関係する自治体などを集めた説明会を開き、今後の水位の予測などを共有しました。
このままの状況が続けば、3月にも取水制限の目安となる20%を下回る恐れがあるということです。
県広瀬ダム管理課 関修 課長
「このような状況が今後続いていけば、(貯水率が)20%を下回る状況に近づいた際は、事前に関係機関に早急に集まっていただき、対策を検討していきたい」
一方、甲府市の水がめとなっている荒川ダムの貯水率は現在、65.1%で、平年を20%ほど下回っていますが、現時点で対策の必要はないということです。
