雫石町のスキー場で28日、電力会社の社員が雪山での雪崩の発生に備えた訓練を行いました。
野上記者
「こちらでは雪に埋もれた人を、雪を掘り出して救助する訓練が行われています。生存率が高いのは雪に埋まってから10分以内とされていて、スピードとチームワークが求められます」
この訓練は、2000年に山形県の発電所で雪崩によって3人が亡くなったことを教訓に東北電力ネットワークが毎年行っているもので、ことしは岩手と宮城から社員およそ20人が参加しました。
訓練では電磁波を発射する「ビーコン」という特殊な機械を使い、人が埋まっている位置を特定し、救助する手順を確認したほか、長さおよそ3mの棒を雪に刺して人が埋まっている位置を探す方法を学んでいました。
雪に埋もれた場合の生存率は、10分以内に救助すればおよそ9割ですが、30分経過すると3割ほどまで下がるということです。
参加した作業員
「10分以内というのは厳しい時間だと思うが、今回流れをひと通り教えてもらったので、万が一の際は生かしていきたい」
「事務所に戻ったら(学んだことを)メンバーに展開して、今後も安全第一で作業を進めていきたい」
企画した電力会社は、今後も継続して訓練を行っていきたいとしています。
