当日は参道や境内、墓地など寺一帯にペットボトルをろうそく台にした灯明や竹灯ろう約1800個を配置する。寺北側の斜面には赤色のペットボトルを並べて「卍」の文字を表現する。午後10時に点火し、元日の午前1時ごろまで楽しめる。
 広沢天外住職が1996年に始めて以降、総代らが中心となって継続してきた。寺の周囲には街灯がほとんどないため境内は真っ暗になり、山腹にある寺が燃えているように見える光景は大みそかの風物詩となっている。
 準備作業ではペットボトルに砂利を入れて安定させ、周囲を赤や黄、青、緑などのビニールテープで巻き付けた。竹灯ろうにはろうそくを固定する針金を取り付け、表面に「法運寺」の文字を刻んだ。
 総代長の大原裕夫さん(72)は「真っ暗な中に1800個の灯明が光を放つ光景は圧巻。光の中を参拝するもいいし、天竜川側から眺めるもいい。見たいことがない人も30回目の節目にぜひ訪れてほしい」と話していた。

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