北陸新幹線の新大阪までの延伸計画をめぐり、ルートをめぐる議論は混迷の色を深めています。
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12日、自民党と日本維新の会によるプロジェクトチームが初めての会合を開き、共同座長に就いた維新の前原誠司衆院議員は、ルート案を8つに広げ、議論を本格化させる方針を示しました。
■京都仏教会が猛反発「有史以来の愚行」
都内で12日に開かれたのは、整備新幹線について協議する、与党プロジェクトチームの会合。自民党と日本維新の会による連立政権が誕生し、両党から新たな顔ぶれも加わりました。
北陸新幹線の新大阪までの延伸計画をめぐっては、2016年に当時の自民・公明による与党プロジェクトチームが3つの案の中から「小浜・京都ルート」に決定しています。
しかし現在、現行計画のルートに対する反発が強まっています。1000を超える寺院でつくる京都仏教会は11月、この「小浜・京都ルート」が地下水の枯渇や文化財への悪影響を招くとして、およそ5万1000筆の反対署名を京都市に提出しました。
京都仏教会・宮城泰年常務理事「『有史以来の愚行』だと。太古の昔から自然というものは必要だという現在の形になって来ている。それは地上であれ地下であれ」
さらに、建設費の見通しが当初の想定の倍以上に膨れ上がったことなどから、一部の沿線自治体が計画に「待った」をかける事態となっています。
■京都府選出の維新・前原氏「国民への説明責任を果たしていく」
与党プロジェクトチームで共同座長を務めるのは、現行計画のルートへの反発が強まる京都府選出で、日本維新の会の前原誠司衆院議員。
前原誠司共同座長「国民に対して説明責任を果たしていく、それぞれパターンの長所・短所を国民に理解していただいたうえで収まっていくと。」
■新たに提示された8つのルート案と関係者の反応
会合では、維新側から新たに8つのルート案が示され、再検証を求める声が上がりました。
具体的には、福井県小浜市を通るルートでは、2016年に決定した案に加え、小浜から京都府の舞鶴市や亀岡市を通るルートなど、さらに3つの案を追加。
