日本代表・森保一監督
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 来年6月11日に開幕するW杯北中米大会の組み合わせ抽選会が5日(日本時間6日)に米ワシントンのジョン・F・ケネディ・センターで行われた。FIFAランク18位の日本はF組に入り、同7位のオランダ、同40位のチュニジア、そしてウクライナ、スウェーデン、ポーランド、アルバニアによる欧州プレーオフ(PO)B組の勝者と対戦する。

 今大会から参加チームが16増えて48に拡大。抽選次第では楽な組に入る可能性もあったが、現実は甘くなかった。森保監督は「非常に厳しいグループに入った。まだ1チームは決まっていないが、(欧州のPOのB組は)ストレートでW杯に出てもおかしくないような国ばかり。非常に力のあるグループ、対戦相手ばかり」と率直に語った。

 厳しいのは1次リーグの相手だけではない。F組の試合会場はモンテレイ(平均6月の最高気温35・7度)、ヒューストン(同34度)、ダラス(同32・7度)、カンザスシティ(同29・2度)の4都市で酷暑の中の戦いを強いられる。さらにF組を1位か2位で通過すれば、中3日の決勝トーナメント1回戦でブラジル、モロッコが同居するC組の1位か2位と激突。3位の上位8チームで拾われた場合も、1位通過した国と顔を合わせることになり、世界的強豪との対戦は避けられない。

 欧州PO組との同居、決勝トーナメント1回戦の相手、酷暑は“三重苦”と言っても過言ではない。指揮官は「非常に厳しい気候の中、戦わないといけない。覚悟を持たないといけない。体力的にもメンタル的にもW杯はただでさえ負荷がかかる。タフに戦う準備をしていかないといけない。選手層の厚さをわれわれの強みにしていけるように準備したい。より高いレベルの選手たちを使いながら、試合を勝ち切っていくことが、今の日本はできる」と力を込めた。

 3月にW杯切符を獲得後は総力戦となる本番に向けてチームの底上げを図っており、タフな戦いは望むところ。来年3月は欧州遠征を行う予定で、欧州2カ国と同組となった本番に向けた絶好のシミュレーションとなる。指揮官は抽選会後も米国に残ってベースキャンプ候補地を視察予定。「対戦相手のことをしっかり分析しながらも、自分たちが相手より良い準備をして、持ってる力を全て出し切れる準備が必要になる」。開幕まで188日。険しい道の先に最高の景色が待っている。

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