福岡県糸島市の小学校で3日、いじめ反対の意思を示す、ある取り組みが初めて実施されました。その名も「ピンクシャツデー」。学校全体がピンク色に染まる一日です。

福岡県糸島市で通学中の子どもたちが身に着けていたのは、ピンク色のジャンパーに、ピンク色のバッグ。マスコットもピンク色です。先生もピンク色のニットを着ています。

■児童
「きょうはピンクシャツデーです。」

前原小学校で初めて実施されたのは、児童がそろってピンク色のものを身に着ける「ピンクシャツデー」です。教員との会話の中で「ピンクシャツデー」の存在を知った児童がみずから企画を考え、この日の実施につなげたといいます。

「ピンクシャツデー」は2007年、カナダの学校で始まった取り組みです。ピンク色のポロシャツを着た男子生徒が同性愛者だとして暴行を受けたことに反対し、翌日、数百人の生徒がピンク色のシャツなどを身に着けて登校したことをきっかけに、いじめ反対の意思表示をする取り組みとして広まりました。

■前原小学校 6年・江口実和さん
「いじめゼロの意思表示をすることで学校全体が明るくなることから、この取り組みを始めようと思いました。」

ピンク色のものを持っていない児童には、企画を担当した上級生が用意したリボンを手渡し、全員でいじめ反対の思いを一つにしました。

取材中、記者やカメラマンにもピンク色のリボンを配ってくれました。

■前原小学校 6年・佐藤 光さん
「(リボンを)配ったら喜んで着けてくれて、意外といろいろなピンクのものや服を着ていたから、すごいなと思いました。」

■5年生担任・伊東 宰 教諭
「男の子がピンクを着たらいけないのか。ピンクは女の子の色なのかな。」
■児童
「そんなことはない。」
■伊東教諭
「そうじゃないんですよね。」

■ピンクシャツデー企画担当・洞 詩央里 教諭
「ピンク色のシャツやピンク色のものを身に着けることで、いじめはいけないよね、いろいろな友達と仲良くしたいよねということが、子どもたちの中で浸透していけば。」

前原小学校は今後も「ピンクシャツデー」の取り組みを継続し、いじめのない学校づくりを進めたいとしています。

※FBS福岡放送めんたいワイド2025年12月3日午後5時すぎ放送

Share.