公開日時 2025年11月03日 06:07更新日時 2025年11月03日 08:46
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ウクライナのゼレンスキー大統領(ゲッティ=共同)
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共同通信
【キーウ、モスクワ共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は2日、声明を発表し、ロシア軍との激戦が続く東部ドネツク州の要衝ポクロウシクで「成果が上がっている」と強調した。ポクロウシクではロシア軍が包囲を試みているとされ、ウクライナ軍は保安局や国防省情報総局と合同でロシア軍の掃討作戦を実施している。
またゼレンスキー氏は、ドイツからの米国製防空システム「パトリオット」の追加供与が実現したと言及。具体的な数は明らかにしなかったが、ドイツは2基の追加供与と、関連するミサイルの供給を表明していた。
ゼレンスキー氏は「パトリオットによる防空態勢を強化した」と強調し「合意が実行された」としてドイツのメルツ首相に謝意を表した。
ウクライナではロシアによる弾道ミサイルや無人機を使った攻撃が続いており、欧州からのパトリオットの追加供与が急務。特にエネルギー施設への攻撃が激化し、冬季のガスや電気の供給に懸念が高まっている。東部ドニプロペトロウスク州では2日、攻撃により州全土で停電が発生。南部ザポリージャ州でも大規模な停電が起きた。
一方、黒海に面したロシア南部クラスノダール地方のトゥアプセ港で1日夜から2日未明にかけてウクライナ軍による無人機攻撃があり、ロシアメディアによると石油積み出しターミナルやタンカーなどが損傷した。同港の複数の箇所で炎上する写真もインターネット上で投稿された。負傷者の情報は出ていない。
トゥアプセ港には国営のロシア石油最大手ロスネフチの積み出しターミナルがある。

記者会見に臨むウクライナのゼレンスキー大統領=10月31日(ウクライナ大統領府提供・AP=共同)
