公開日時 2025年11月01日 19:18更新日時 2025年11月01日 20:07
![]()

韓国・慶州で記者会見する台湾の林信義・元行政院副院長=1日(共同)
この記事を書いた人
![]()
共同通信
【慶州共同】韓国で開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に台湾代表として出席した林信義・元行政院副院長(副首相)は1日、記者会見を開き、日米韓との連携を強める姿勢を示した。中国からの統一圧力に直面する台湾は、高い産業競争力を生かして国際社会で生き残りを図る構えだ。
林氏は首脳会議に合わせ、高市早苗首相や米国のベセント財務長官と個別に会談した。ベセント氏とは半導体やサプライチェーン(供給網)を巡る突っ込んだやりとりをしたと説明。「全世界が台湾の半導体産業の発展について知りたがっている」と話した。
韓国ともハイテク産業で相互補完関係にあると指摘し、さらなる協力強化が期待できるとの考えを示した。会見後には韓国の記者らに歩み寄って韓国の歌を口ずさむサービスぶりだった。
首脳会議に合わせて十数カ国の首脳らと会談や会話で交流したといい「APECは台湾(の存在)を世界に示すための重要なイベントだ」と述べた。
台湾の林佳竜外交部長(外相)も1日、前日の日中首脳会談で日本が「言うべきことを言った」ことを歓迎すると表明した。高市氏は韓国で10月31日に中国の習近平国家主席と会談し、台湾問題で中国をけん制していた。