4月から5か月にわたり熱戦を展開してきた「3×3.EXE PREMIER 2025」が、9月27、28日にグラングリーン大阪ロートハートスクエアうめきたで開催されたプレーオフで幕を閉じた。年間タイトルを手にしたのは男子がBRISBANE 3X3.EXE(オーストラリア)、女子がCT TIGERS.EXE(タイ)。男女とも日本勢がタイトルを逃したのは、3×3.EXE PREMIER の12シーズンの歴史で初めてだ。

日本勢の最高成績は、男子では3位に入ったZETHREE ISHIKAWA.EXE。UTSUNOMIYA BREX.EXEも4位に続いた。女子ではSANJO BEATERS.EXEが準優勝。男女とも、タイトルまであと1歩のところで手が届かなかった。

なお、プレーオフMVPは、男子がカイ・ウッドフォール(BRISBANE 3X3.EXE)、女子はスロイファ・フェトニン(CT TIGERS.EXE)が受賞。またシーズンMVPは男子がルーク・ジェイミーソン(BREAKDOWN.EXE/オーストラリア)、女子は日本から高橋芙由子(FLOWLISH GUNMA.EXE 高は「はしごだか」)が選出された。高橋はプレーオフ進出を逃す悔しさを味わったが、平均9.48得点がリーグ全体1位、2P平均成功数1.6本も4位と卓越した得点力を発揮し、今年3月のFIBA3x3アジアカップ2025銀メダリストの威力をいかんなく発揮したシーズンでもあった。高橋のほか、SANJO BEATERS.EXEの久井咲良も新人賞を受賞した。


今季の王者、BRISBANE 3X3.EXEとCT TIGERS.EXE(3×3.EXE PREMIER 2025)


果敢なドライブを仕掛けるZETHREE ISHIKAWA.EXEの出羽崚一(3×3.EXE PREMIER 2025)


決勝で得点を狙うSANJO BEATERS.EXEの新井希寧(3×3.EXE PREMIER 2025)


2年連続で女子年間MVPを受賞した高橋芙由子(©3×3.EXE PREMIER 2025)

日本勢は、王座に届かなかったとはいえ初の大阪開催を盛り上げる見どころを多くのチームが提供していた。

男子では、ZETHREE ISHIKAWA.EXEだけでなくUTSUNOMIYA BREX.EXEも4強入り。UTSUNOMIYA BREX.EXEは国内のレギュラーラウンドでは6位だったが、プールラウンド初戦で同1位のSHINAGAWA CITY.EXEを倒すと、ベトナムのレギュラーラウンド王者SAIGON HEAT.EXEとTOKYO DIME.EXEも次々と下し、グループAを1位で勝ち抜け話題となった。

女子では、国内レギュラーラウンド首位のUENOHARA SUNRISE.EXEも大いに健闘した。プールラウンド初戦でCT TIGERS.EXEに敗れた後、決勝トーナメント進出をかけたニュージーランドのDREAM.EXEとの激闘は、15-16の1点差での惜敗。最後まで見応えのあるバスケットボールを見せてくれた。


プレーオフでは1勝が遠かったUENOHARA SUNRISE.EXEだが、自分たちらしさを出して健闘した


仲西佑起(UTSUNOMIYA BREX.EXE)のリムアタック
国際色が豊かで、競技面での貴重な交流の場にもなってきた3×3.EXE PREMIER PLAYOFFSは、これまで日本勢が国際舞台のけん引役として王座を独占してきた。しかし、今大会の結果を見ると各国の3×3に対する力の入れ方にも変化・改善があることがうかがえる。この先の大会自体の発展と、それに並行した日本国内の3×3の競技力向上を期待しよう。

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