
秋田豊氏
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Jリーグは7日、J3高知に「罰金100万円とけん責」の懲罰を科すことを発表した。秋田豊前監督が選手、スタッフに対して行ったハラスメント行為に関し、裁定委員会への諮問及び答申を経て、クラブの管理監督義務違反を認め、Jリーグの社会的信用を毀損(きそん)したものとした。
秋田前監督は選手、スタッフからパワーハラスメントの申し立てを受けて6月末から休養し、先月23日に辞任していた。
懲罰量定に際し、Jリーグは以下の4点の事情を参考とした。
(1)本件クラブは、日本プロサッカー選手会から本件各行為の事実を伝えられて問題を認識した後は速やかに秋田前監督を休養させて、被害申告をした選手、スタッフと接触しないように図り、外部の弁護士で構成する調査委員会を立ち上げて調査に着手した。
(2)本件各行為に暴力等有形力の行使は含まれていなかった。
(3)本件各行為に関する相談窓口の設置等の相談体制を構築しておらず、選手やスタッフは外部の選手会に申し立てるほかなかった。
(4)事実上秋田前監督にあらゆる権限が集中しており、強化部も秋田前監督に注意や助言を行うことができない体制になっていた。一部は強化部、コーチ等がいるところでなされており、本件各行為を把握して是正する機会があったのに、何らけん制機能が働かず、選手会から本件各行為の事実が伝えられるまで、本件各行為が放置、継続された。
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