インド貿易戦略に中国不可欠、輸入関税引き下げを=政府系シンクタンク

10月6日、 インド政府系シンクタンクのNITIアーヨグのスブラマニアム最高責任者は、中国向け輸出拡大や原材料品の輸入関税率引き下げを含まないインドの貿易戦略は、国際的な競争から落ちこぼれる恐れがあると警告した。ジャワハルラール・ネルー港で8月撮影(2025年 ロイター/Francis Mascarenhas)

[ニューデリー 6日 ロイター] – インド政府系シンクタンクのNITIアーヨグのスブラマニアム最高責任者は6日、中国向け輸出拡大や原材料品の輸入関税率引き下げを含まないインドの貿易戦略は、国際的な競争から落ちこぼれる恐れがあると警告した。

スブラマニアム氏は、アジアが世界の経済成長をけん引する態勢となっている以上、インド製造業の輸出を促進する上で中国とのつながりは不可欠だと指摘。「アジアを重視せず、中国により多くのモノを売れないとすれば的外れ(な戦略)だ。15兆ドル規模の中国経済を避けて通ることはできない」と述べ、インドの輸出における中国の重要性を強調した。

またNITIアーヨグはこの日公表したリポートで、皮革製品や靴といった重要セクターでインドの輸出が低迷し、昨年の輸出額が55億ドルと世界全体の1.8%にとどまった点に言及した。

リポートは、靴の主な原料に対する関税はインドの10%に対してベトナムはほぼゼロだと述べ、競争力向上のために税率を下げるよう提言した。

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Manoj Kumar

Manoj Kumar is a Senior Economics Correspondent based in New Delhi. He covers macroeconomy with a focus on India’s economic policies for manufacturing, trade and the rural economy. He has written on a broad range of topics including India’s annual budgets, taxation, inflation, youth unemployment, protests and the impact of government policies on people. Previously, he worked with the PTI news agency and The Tribune newspaper covering ministries of finance, commerce & industry, and petroleum besides parliament.

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