名産品発信 包装の力 富山 パッケージなど939点展示

富山県の特産品などを包んだ作品が並ぶ会場=富山市の市民プラザで

 商品の包装などデザイン作品を集めた「富山デザインフェア」(北陸中日新聞後援)が3日、富山市大手町の市民プラザなどで始まった。富山の名産品を包んだパッケージなど939点が並ぶ。5日まで。

 江戸時代から「売薬」が盛んだった県内では、薬を入れる容器や包装紙をデザインする技術が発達したとされる。市は、デザインが商品やサービスの価値を高めることを知ってもらうためにフェアを1997年から毎年開催。今年で29回目となった。

 市民プラザでは、県内外の大学生らが「富山の○○をつつむ」というテーマで制作した144点を展示。最高賞に輝いた金沢情報ITクリエイター専門学校の谷井星南(せな)さんの作品は、富山米のあられを米俵に見立てたパッケージで包んだ。他にもマスの形をした外装にます寿しを入れた作品などが目を引く。

 市中央通りのデザインサロン富山では、県立美術館が所蔵するポスターを展示している。4日にはデザイナーで採集者の吉田勝信さんによるセミナー、5日にはチョウの羽をデザインする子ども向けワークショップを開催する。いずれも参加無料、予約は不要。

 フェアは午前10時〜午後6時。最終日は同5時まで。(長谷川竜也)

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