仮想空間で不登校の子支援 6日から富山市 交流、学習で活用

臨床心理士に相談できるメタバースのイメージ=富山市提供

 富山市は不登校の子どもたちの交流や学習を支援するメタバース(仮想空間)の活用を6日に始める。県内初の取り組みで、社会とのコミュニケーションの第一歩にしてもらう。

 家で過ごす時間が長く、家族以外とのつながりが薄い児童や生徒が対象。利用には各校で配布されているタブレット端末を使い、アバター(分身)と呼ばれるキャラクターとニックネームを登録する。最大500人まで登録可能で、50人まで同時接続できる。

 空間を自由に移動し、他校の子どもや教育相談員とチャットや音声で交流ができる。「面談室」ではアバターの姿で臨床心理士が相談を受け付ける。「展示・発表エリア」を設け、子どもたちが製作した作品を掲示する予定。

 各教科のウェブ教材のほか、プログラミングも学習できる。自然体験などの体験イベントの情報を知らせ、現実の社会に興味を持ってもらう機能もある。

 9月30日に保護者を通じてパンフレットを配布し、今月6日にアカウントの配布が始まる。 (篠崎美香)

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