徳島繊維卸団地の一角にある落ち着いた雰囲気の建物には「Gallery&Interaction」の看板がかかっている。オープンは1月。川原善仁さん(63・徳島市出身)、久美子さん(61・阿南市出身)夫妻が立ち上げた。幼少期から絵を描くことが好きな善仁さんと、4歳からピアノを習いマンドリンや三味線などいくつもの楽器を操る久美子さんは、写真や絵画、演奏などアートの鑑賞が趣味のひとつ。

よく訪れる京都では、町家や住宅街にギャラリーが並んでいるのを目にすることが多かった。アートが身近なものとして生活に馴染んでいる様子は、何度出会っても心惹かれるものだった。善仁さんはアートを介して人が集まる場づくりを淡く夢見るようになった。

子育てが落ち着いたのは5年ほど前。できた余裕を活かしたいと夫妻で話したときのキーワードは「好きなことなら頑張れるんじゃないか」。

共通の好きなことはもちろんアート。京都での思…

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