公開日時 2025年09月26日 05:00

海の事故観光客60人 25年速報、90人最多更新11管

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琉球新報朝刊

 第11管区海上保安本部が管轄する沖縄の海で、今年に入り発生したマリンレジャーに伴う人身事故者数(船舶事故は除く)が24日時点の速報値で90人(前年同期比5人増)となり、統計開始以降最多を更新した。3分の2を占める60人が観光客で、このうち外国籍は12人。海外からの観光客増加に伴い多発する事故を受け、11管は「自然海岸、ライフジャケット未着用、シュノーケリングの組み合わせが事故のリスクを非常に高めている」と指摘し、注意を呼びかけている。
 11管によると、マリンレジャーに伴う事故者数は2001年の統計開始以降、年間では16年の111人が最多。24日時点の最多はこれまで19年の87人だったが今年は90人と更新した。死亡・行方不明者数は21人(前年同期比3人増)に上る。
 また24年に年間24人と前年の6倍に急増し、過去最多だった韓国や中国などからの外国人観光客の事故者数は、24日時点で12人と前年同期より3人減少した一方、死亡・行方不明者数は4人で、1人増加している。
 11管の長谷川純交通企画調整官は「昨年は10月だけで外国人観光客7人が事故に遭っており、今後も事故が増える可能性は否定できない」と強調。韓国のテレビ局「YTN」で沖縄の海での安全を呼びかける報道があったことなども紹介し、「既存の取り組みを深化させ、国際的な協力も得ながら安全対策を強化していく」と語った。(西田悠)

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