ゴールドマン・サックス・グループのヘッジファンド担当責任者トニー・パスクァリエッロ氏は、大型テック企業を中心に株価が再び最高値を更新している中、投資家は「責任ある強気姿勢」を取るべきだと述べている。

  同氏によると、景気加速局面かつ株価が最高値付近にある中で米連邦準備委員会(FRB)が利下げを行ったケースでは、歴史的に見ても好結果につながっている。パスクァリエッロ氏は顧客向けリポートで、株式の主要トレンドは依然として上向きだとして、「だからこそ、自分が持ちたい銘柄を持つべきだ」と記した。同氏自身はラッセル2000指数よりもナスダック100指数を選好しているという。また、オプション市場を活用して、テールリスクを管理することも勧めた。

  米国株は3週連続で上昇し、9月の季節的な弱さやマクロ経済指標への懸念をよそに堅調さを維持している。バンク・オブ・アメリカ(BofA)のストラテジストは先週、過去2年間にわたる大型テック株の上昇はまだ続く余地があり、投資家はさらなる上昇に備えたポジションを取るべきだとした。

  強気ムードによって、先週は複数の世界的株価指数が「買われすぎ」の水準まで押し上げられたが、以下のチャートでは、市場のリスクが最も高い分野の一部でも、力強い上昇が続いていることが示されている。

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Source: Bloomberg

  パスクァリエッロ氏は、投資家は市場に逆らうべきでも、追いかけるべきでもないとしている。現在の状況は、ポジションが膨らんでいる一方で、テック株の上昇が衰える兆しを見せていない。

  同氏は「ポジショニングの状況や戦術的なリスク・リワードを好んでいるではない。とはいえ、米国の巨大テック株という貨物列車の前に立ちはだかるべきかと問われれば、それも違うと考えている」と述べた。

 

原題:Goldman’s Pasquariello Says Be ‘Responsibly Bullish’ on Stocks(抜粋)