沖縄県那覇市と糸満市で開催の「ラグザス presents WBSC U-18 野球ワールドカップ2025」の大会初日は感動と素晴らしい野球に満ちた1日となった。
午前の試合では10度の優勝を誇るアメリカが那覇市セルラースタジアムでパナマを9対0で下し、一方、糸満市西崎球場ではドイツがオーストラリアに5対4で逆転勝ちするスリリングな展開となった。
午後の試合では、。救援投手のチェ・ヨハンが4.2イニングを完璧に抑える好投を見せ、韓国が2点のビハインドを覆してプエルトリコに勝利した。キューバは5回コールドで南アフリカに勝利した。
夕方の試合では、前回大会覇者の日本が6回裏に勝ち越し点を挙げて、健闘したイタリアに4対1で勝利した。一方、チャイニーズタイペイは中国を7対0で完封しこの日の日程を終えた。

開会式では、WBSC事務総長のベン・チュー・ローがWBSC U-18 野球ワールドカップ2025の開幕を宣言した。
日本-イタリア 4-1
日本の打線を2イニング無失点に抑えていたイタリアの先発サンティアゴ・アリスメンディは3回裏に満塁のピンチを招き降板。救援に立ったフィリッポ・ブルネッリ(左腕)は押し出しの四球で1点を献上したが、その後は三振でピンチをしのぎ、試合の流れを維持した。
6回表、フェデリコ・デ・クリスタンがバントで出塁し、1アウトでアルド・パヴァラニがヒットエンドランを成功させて三塁へ進むとデ・クリスタンが日本の守備の乱れに乗じて生還し、イタリアは同点に並んだ。
ランナー1、2塁の場面で、日本の先発・森下翔太から早瀬朔に交代。三塁手の為永皓がパトリック・シルバの強烈なゴロを止めて二塁で3つ目のアウトを取り、このピンチを切り抜けた。
6回裏には、センターのリッカルド・マッツァンティが素晴らしいランニングキャッチを見せイタリアの望みをつないだ。
藤森海斗が投手のイバン・ラリッチから弱いゴロを打った時、イタリア代表はこれで同点のまま7回に進めるかと思ったが、一塁への送球の遅れと、さらにそのボールが一塁手のグラブをはね、日本は3点を加え勝ち越しに成功した。
スコア&試合実況
チャイニーズタイペイ – 中国 7-0
中国のリュウ・ウェイユーとチャイニーズタイペイのチュン・イーエンは、3イニングにわたって互いに1安打ずつしか許さない投手戦を繰り広げた。しかし、4回裏にリュウが先頭打者から連続で四球を与えてリー・シアボーと交代すると、チャイニーズタイペイは2安打と犠牲フライで先制した。チャイニーズタイペイのチュン・イーエンと、継投のライ・チェンファンとスー・ランホンは、中国打線をわずか1安打と2つの四球に抑えた。一方、チャイニーズタイペイ打線は4回裏に2点、5回裏に3点を加えてリードを広げた。指名打者のチャン・ユハオは、この試合2打数2安打で二塁打を放つ活躍。
スコア&試合実況
韓国 – プエルトリコ 5-2
韓国の先発投手シン・ドンクンが先頭から四球を与え、続くエマヌエル・ヘルナンデスが7球目をホームランを放ち、プエルトリコは早々に2点リードした。
その後、プエルトリコは7回表までヒット出せず、左腕投手のチェ・ヨハンは、2回表1死からマウンドに上がって6回までプエルトリコ打線をノーヒットに抑え、8つの三振を奪う好投を見せた。
2回裏、韓国は2四球とパク・ジホの適時打で1点を返し、さらにオ・ジェウォンのゴロでプエルトリコがダブルプレーを失敗し、韓国は同点に並んだ。
4回裏、韓国は、イーサン・デ・ヘススからパク・ジホのタイムリーを放ち勝ち越した。さらに、プエルトリコ3番手投手ホニエル・クアドラドからパク・ハンギョルがタイムリーを放って追加点を挙げ、韓国は5回裏にも点を重ねた。
イ・テヤンが最後の3つのアウトを取り、試合を締めくくった。
スコア&試合実況
キューバ – 南アフリカ 10-0
2回に一挙6点を挙げたキューバがその後も得点を重ね、5回コールドで試合を決めた。
キューバは6安打と南アフリカの先発エイデン・マッケンジーが1.2イニングで許した6つの失策と5つの四球を絡め、あわせて大量の10点を奪った。
リアンドロ・フォルテサは5イニングを投げて被安打1、奪三振5の好投で勝利投手。
スコア&試合実況
アメリカ – パナマ 9-0
アメリカはパナマの6安打を大きく上回る11安打で、初戦を勝利で飾った。
アメリカは先頭打者グレーディ・エマーソンが3球目を打ち内野安打で出塁したが、ホセ・セルバは3回までアメリカ打線を無失点に抑えた。3回にこの日3安打を記録したエイデン・ルイスが1死から初ヒットでタイムリーを放ちジェイコブ・ロンバードが生還してアメリカが先制点を入れた。
4回表、アメリカが得点を重ねて点差を開く。満塁1死の場面でセルバが降板したが、救援投手のジョシュア・マルティネスは2つの押し出し四球と犠牲フライで3点を奪われた。
その後、10度の優勝を誇るアメリカは5回表に4安打で4点を追加し、6回には9対0とリードを広げた。
アメリカは3人の投手がパナマ打線を6安打に抑えた。ジョバンニ・ロハスが4イニングを投げて勝利投手、ケイデン・ワクターとコール・ケーニガーが残りのイニングを投げ抜いた。
スコア&試合実況
ドイツ – オーストラリア 5-4
1回表、ロビン・シュピースがミッチ・エバンスからホームランを放ち、ドイツが早々にリードを奪った。
5回、オーストラリアは4対2とリードを奪ったが、ドイツはその回の攻撃で2点を返して同点に並ぶと、さらに6回表、ベニート・ブルが救援投手のライリー・パケットから二塁打を放ち、相手守備のエラーで生還して勝ち越した。
ドイツはこの試合で10安打を記録。フェリックス・シュトレルは4打数3安打3打点、1番打者のキャラスキーラ・アレッサンドロは2安打を放ち2得点を挙げた。
ドイツは4人の投手が合計9四球を与えながらもオーストラリア打線を5安打に抑えた。サミュエル・レドルが6回と7回を投げ、勝利投手。
スコア&試合実況
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