警察は殺人事件として捜査し、発生から2日後の22日夕方現場から逃走していた男を東京都奥多摩町で確保し、殺人の疑いで逮捕しました。

逮捕されたのは東京都新宿区の会社員谷本将志容疑者(35)。

調べに対し、「ナイフで腹部の辺りを1回か2回くらい刺したことに間違いありません」と話した一方、「殺意をもっていたかは分かりません」と容疑を一部否認しているということです。

タクシー使用し新神戸へ

捜査関係者によりますと、谷本容疑者は事件の3日前の、8月17日から現場近くのホテルに宿泊。

20日午後6時半ごろ片山さんの勤務先周辺からあとをつけ、片山さんと同じ電車に乗るなどして、50分以上にわたって尾行していたとみられています。

そして事件後、谷本容疑者はタクシーを使うなどして新神戸駅に移動し、新幹線で東京方面に向かったということです。

警察は、防犯カメラのリレー捜査などで、神戸市から約400キロ離れた東京都のJR奥多摩駅で谷本容疑者の姿を確認。谷本容疑者が確保された現場の目の前に住んでいる住民が、当時の状況を語りました。

目撃した男性
「覆面パトカーが集まってきて、背中を当てて押さえられていた。食べながら歩いていたんじゃないかと思うが、お菓子や袋が散らばっていて、袋は刑事さんが片付けた」

新宿区にある勤務先の社長がサンテレビの取材に応じ、「仕事も真面目にやってくれて彼の行く現場に新人が入ってきても面倒見のいい兄貴的な感じの子でした」と語りました。

谷本容疑者は2022年神戸市中央区のオートロック住宅で、当時23歳の女性の首を絞めて殺害しようとしたとして逮捕されていて、傷害やストーカー規制法違反などの罪に問われ、神戸地裁で執行猶予付きの有罪判決を受けていました。

捜査関係者によりますと、谷本容疑者は片山さんについて「全く知らない人です」と供述しているということで、警察は、計画性の有無や動機などを詳しく調べています。

サンテレビジョン

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