
冨田昌則さん(手前右)からアクションの指導を受ける参加者=金沢市戸板小で
舞台や映像作品の見せ場となるアクションをプロの指導者から学ぶ体験講座が、金沢市戸板小学校であった。市内で活動する演劇ユニット「meototo(めおとと)」が企画し、国内外で舞台演出を手がける冨田昌則さんが講師を務めた。
中高生や演劇に携わる若者らを対象として、26、27両日に実施した。26日は現代アクションの中級編講座があり、10人が冨田さんの指導を受けながら立ち回りの技術を磨いた。冨田さんは「素早く動かすよりも、ゆっくり、大きくを意識して」などと助言。参加者はかけ声に合わせて回し蹴りなどの動作を繰り返し、魅了する動きを追求した。
加賀市から参加した西岡凜奈さん(24)は「県内で本格的なアクションを学べる場はほとんどない。格闘シーンの受け、攻めを両方体験できて勉強になった」と話した。
meototoを立ち上げた脚本家で演出家の西永貴文さん(47)は冨田さんと旧知の仲で、過去に西永さんの作品の演出を冨田さんが手がけた縁から今回の講座が実現した。西永さんは「金沢で演技の勉強をしている人にアクションを学んでもらい、自分の武器にしてほしい。芝居の幅を広げてもらえれば」と期待した。(新居真由香)
