ベッセント米財務長官は、次回の米中協議で中国によるロシア産およびイラン産原油の購入が議題に上る可能性があると述べた。協議の焦点が従来の貿易問題から国家安全保障に関わる問題に移りつつあることを示唆した。

  ベッセント氏は米経済専門局CNBCで、中国と継続中の協議について触れ、「貿易面は良好な状態にある」と発言。「よって今後は他の分野についても協議を始められると思う。残念なことに、中国は制裁対象であるイラン産およびロシア産原油を大量に購入しており、その点について議論を開始できるだろう」と述べた。

  またロシアに対する新たな制裁について質問を受け、米国としては、制裁対象であるロシア産エネルギーの購入が判明した国に対して高関税を課す、関税ベースの戦略を目指す可能性が高いことを示唆した。

  ベッセント氏は「制裁対象のロシア産原油を購入するいかなる国も、最大100%の2次関税の対象になる」と説明。「トランプ大統領はこの議論の方向性を変えた。われわれがそうした2次関税を導入した場合、大きな発言をしてきた欧州の同盟国にも追随してもらいたい」と語った。

原題:Bessent Says China Talks Could Include Its Russia, Iran Oil Buys(抜粋)

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