チームみらいメンバーの沖田です。先日行なわれた「子育て・教育政策オンライン座談会」のイベントレポートをお届けします。

 「子育て・教育政策オンライン座談会」、後半パートは、長野県選挙区の公認候補者、山田ゆうじさんに教育政策についてお話しいただきました。

※前編はこちら

 「教育のデジタル化」という話題が出ると、「子どもの教育をAI任せにするのか」とか、あるいは「デジタル化に対応するため、さらに教員の負担が重くなるのではないか」といった不安の声も聞こえます。

 山田さんには、現役の教師ならではの説得力で、子どもによりよい教育を与え、また教師がしっかりとその学びや育ちを支えられるような未来の教育のために、テクノロジーを活用するという姿勢をはっきりと語っていただきました。本編の動画も、ぜひ合わせてご視聴ください。

「そう来たか、じゃあどうしようか」教師として、親として試される瞬間のために、余裕を作る画像

「大学院を卒業した後、初めは東京の中高一貫校に勤め、2019年からは長野の義務教育学校で教員として働いています。義務教育学校っていうのは、ちょっと耳慣れないかもしれませんが、小中学が一体化したもので、9年制の学校という捉え方をしています。カリキュラムも少し柔軟になっていますね。

 私は義務教育学校にすごく可能性を感じてまして、その理由はまず、全国的に子どもの数が少なくなり、地方は特にそうですが、今後も減っていくというその中で、小中学校をまとめようという動きは加速するだろうということ。

 それから、小学一年から中学三年まで、幅広い年齢の子どもが共に過ごすこと。例えば卒業式で、一年生と卒業生が、おめでとう、とかありがとう、と言いながら涙を流したりして、八歳の年齢差がある子どもたちがそうして、お互いを近しく感じられるっていうのは、すごく良いことだな、と感じます。

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 昨日の県庁での記者会見で、『教育や子育ての何を喜びだと感じていますか?』という質問をいただきました。それに私は、『日々驚きがあること、それを楽しむこと』だと答えたんですね。

 子どもって、大人の予想を超えてくるんです。成長して、『もうこんなことも出来るようになったんだ』もあるし、『このタイミングでうんち漏らしちゃうのね』という、どちらもある。

 そういうときにどう振る舞うか。いま風の言葉で『レジリエンス』なんて言うんですけど、予想外の事態に柔軟にうまく対応できるかどうか。子育てでも学校でも同じですけど、そうした日々の場面で、自分が試されてるな、って感じることがあります

 そこで『そんなの駄目だよ』って決めつけるんでなく、『そう来たか』って、まず子どもを受け止めて、『じゃあどうしようか』って、一緒に考えていこうと、そう思えること。それは大きな喜びだし、面白い仕事だと思います。

 ただ、その時にしっかり応答できるかどうかは、自分の側の余裕とか、キャパシティが必要になってくる。そう考えたときに、その余裕が、子育てでも教育でも、どんどん無くなってしまっているんじゃないか、それが問題意識としてあります。

 チームみらいはテクノロジーを推進していますけど、決して教育を全部それに任せちゃおうということではなくて、テクノロジーによって、余裕やゆとりを作り出そうとしているんです。そうして出来た余裕によって、むしろこれまで、現場の先生方が忙しくてやりたくても出来なかったこと、子どもともっと向き合うということを、教育の真ん中へと持って来ることができると思っています」

子どもと向き合い『納得解』を作り出す

 山田さんのお話には、教育におけるテクノロジーの役割がはっきりと述べられています。「余裕」に関連して、平さんも、『子育てにゆとりある時間を増やしたい』とお話しされていました。

 「余裕」「ゆとり」という言葉には、余っているもの、本来必要でないもの、というニュアンスを感じるかもしれませんが、ここでの「余裕」はそれとは真逆に、子どもの気持ちをしっかりと受け止めるための、非常に大切なものです。

 本当に大切な一瞬に両手がふさがっていたら、子どもをうまく受け止めてあげられない。そうした大事な瞬間を逃さずキャッチして踏み込めるように、教師や親の手をあけてあげること。教育のデジタル化やテクノロジーの導入は、まずそのためのサポートを目的にしています。

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 質疑応答パートでは、「今の教育のどこを変え、どこを残すべきか」という質問が寄せられました。

「正答がハッキリしている問題については、テクノロジーを使って効率化できればいいなと考えています。漢字の練習や計算練習とか、スキル面に近い学びです。

 一方で、『納得解』という言い方があるんですけど、そのコミュニティの仲間と一緒に、『こっちはどうかな、これならいけるよね』って対話しながら答えを練り上げていくプロセスは今後も手放せないものだと思っています。

 個人個人のスキル的要素の強い計算問題に対して、たとえば証明問題なんかはいくつもの証明の方法がある。どんなやり方が、正しく、より分かりやすいか、なんてことを子どもたち同士で議論して『練り上げていく』プロセスは、これからも必要な学びだと思います。

 また、いまこうして『どんな政策がいいんだろう』と話し合っていることもそう。正解がない問題に、しっかり時間を使えるようにしたいです」

 この時の応答について、山田さんは「何を残すべきかという問いは、現場の先生の手にあって欲しい」と書き添えています。

若い党=子育て世代の党画像

 子育て・教育政策は、チームみらいのマニフェストver0.2において、「日本を世界一の子育て先進国へ」として、5つの主要政策の一つとして取り上げられました。

 未来の日本を生きるのは今の子ども世代。科学技術や新産業への投資を行なうと同時に、そこで活躍するだろう子どもたちに、健やかに育って、より良い教育を受けてもらうことは重要です。

 チームみらいの公認候補者は多くが30代の中頃。今回の座談会のお二人、そして他の候補者の中にも、自分自身小さなお子さんの親でもあるという人がいます。平均年齢の若い党であるチームみらいは、同時に子育ての当事者である「親世代の党」でもあります。だからこそ、出産や子育て、教育を自分ごととしてリアルに捉え、政策への反映にも当事者の視点を入れることができるでしょう。

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 イベントの最後には、「対話できるマニフェスト」のシステムを使って、参加者から意見を寄せていただきました。沢山の意見を、AIが集約し、主要な論点が提示されます。これは広聴、ブロードリスニングという、多様な声を政治に届ける仕組みとして、チームみらいの様々なイベントで皆様に体験していただいています。

 チームみらいでは、選挙運動期間中にも、オフライン、オンライン共に多くのイベントを予定しております。ぜひ一度ご参加ください。そして、チームみらいのビジョンや政策について知ってみてください。

※前編はこちら

【プロフィール】 山田ゆうじ  小中学校教員 長野県選挙区総支部長
1990年生まれ。東京都板橋区出身。東京大学大学院修了後、開成中学校・高等学校にて英語教員として勤務。その後長野県に移住。義務教育学校にて教員スタッフとして勤務。2児の父で、地域の子育て世帯支援の団体を主催。新党「チームみらい」参議院長野県選挙区総支部長。

・X(旧Twitter):@YamadaY_Mirai
・Instagram:@yamadayuji_mirai/
・YouTube チームみらい公式サブチャンネルでも活躍中!

参議院議員選挙 投開票日は、2025年7月20日(日) 。期日前投票は、7月19日(土)まで。
比例は、ひらがなで「みらい」。全国どこにお住まいでも書くことができます!

新党「チームみらい」が目指すのは「テクノロジーで、誰も取り残さない日本をつくること」そして「日本を、未来は明るいと信じられる国にすること」です。名前の通り、未来を作るための政党です。

【公認候補者:第27回参議院議員選挙 2025年】
・安野たかひろ 全国比例 党首
・高山さとし 全国比例 幹事長
・須田えいたろう 全国比例 選挙対策委員長
・稲原むねよし 北海道選挙区総支部長
・角野なすか 宮城県選挙区総支部長
・武藤かず子 埼玉県選挙区総支部長
・小林しゅうへい 千葉県選挙区総支部長
・みねしま侑也 東京都選挙区総支部長
・河合みちお 神奈川県選挙区総支部長
・山田ゆうじ 長野県選挙区総支部長
・山根ゆきや 愛知県選挙区総支部長
・平りさこ 大阪府選挙区総支部長
・前田みさ 兵庫県選挙区総支部長
・川端ゆうすけ 愛媛県選挙区総支部長
・古川あおい 福岡選挙区総支部長

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