トランプ米大統領はウクライナに追加の兵器を供給するとし、国防総省が一部の防空ミサイルや砲弾の供与を停止した措置から方針を転換する姿勢を示した。
トランプ氏は7日夕にイスラエルのネタニヤフ首相との夕食会をホワイトハウスで開催。その冒頭で記者団に対し「追加で武器を送る。そうしなければならない。ウクライナは自衛できなければならない。今、非常に激しい攻撃を受けている」と指摘。どのような兵器を提供するかは明言しなかったが、「主に防衛用の兵器だ」とした。
国防総省のパーネル報道官は声明でこの新たな軍事支援について、「われわれが持続的な和平実現に取り組む間、ウクライナが確実に自国を防衛できるよう」支援するものになると述べた。

トランプ大統領(7日)
Photographer: Andrew Caballero-Reynolds/AFP/Getty Images
今回のトランプ氏の発言は、供与停止の解除を求めて4日にトランプ氏と電話会談したウクライナのゼレンスキー大統領にとって、一定の安心材料となる。トランプ氏はまた、ロシアとの和平交渉の仲介にも取り組んでいるが、これまでのところ戦争終結には至っていない。
ロシアは最近、キーウなどウクライナの各都市に対し、ドローン(無人機)とミサイルによる攻撃を過去最多規模で実施。トランプ氏は多数の死者が出ている状況に言及し、プーチン大統領が攻撃を続けていることに不満を示した。
トランプ氏は「率直に言って、プーチン大統領が攻撃を止めていないことに失望している。満足できる状況ではない」と語った。
原題:Trump Promises More Weapons for Ukraine and Criticizes Putin (1)、Trump Promises More Weapons for Ukraine and Criticizes Putin(抜粋)
(3段落目に国防総省報道官のコメントを追加して更新します)
