公開日時 2025年06月14日 18:16更新日時 2025年06月14日 19:02
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14日、台湾北部・桃園国際空港から中国へ出発前の馬英九元総統(中央)(中央通信社=共同)
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共同通信
【アモイ、台北共同】台湾最大野党、国民党に所属する馬英九元総統が14日、中国福建省アモイに到着し、27日までの訪中を開始した。台湾総統を退いてから馬氏が訪中するのは4度目。中国の習近平指導部は対中融和路線の国民党と交流を深め、独立派と見なす台湾の頼清徳政権に圧力をかける狙いだ。
馬氏は15日にアモイで開かれる中国と台湾の交流イベント「海峡フォーラム」に参加する。台湾メディアによると、総統経験者が同フォーラムに参加するのは初めて。
馬氏は台湾北部・桃園国際空港で14日の出発前、記者団に対し「両岸(中台)の民間による密接な交流を促していきたい」と述べた。
馬氏は甘粛省敦煌で開かれる文化交流行事などにも参加。青年交流団体の学生も同行する。
台湾で対中政策を主管する大陸委員会は、同フォーラムは中国の対外工作の枠組みだと指摘し、馬氏の訪問は不適切だと批判している。
台湾メディアによると、馬氏の訪中を巡っては、国民党の親中姿勢が強いと見なされることがマイナスになるとの意見が党内の一部にある。