【写真を見る】国道360号の難所解消へ 石川・小松市と白山市鳥越地区を結ぶ新トンネル計画 2025年度中にルート調査を開始 安全な通行と地域活性化に期待

県は新たなトンネルを整備するためのルート調査に乗り出すことになりました。

小松市と白山市・鳥越地区を結ぶ国道360号は、山間部でカーブが連続するほか、こう配が急な区間も多く、危険性が指摘されています。

記者リポート「白山市鳥越方面から小松市方面へ向かう国道です。こちら、かなり急な下り坂となっていて奥には急カーブで示す看板が掲げられています」

■「急カーブがきつい」「速度を飛ばす人もいる」

急こう配があるのは、白山市鳥越地区にある三坂トンネルを抜けた先。

一般的な道路のこう配は6パーセント未満に抑えるよう整備されますが、この場所では最大8パーセント。特に冬の間は道路が凍結し危険だということです。

さらにその先に待ち受けるのは、ほぼ180度旋回するヘアピンカーブ。曲線半径がおよそ20メートルで、本来であれば時速40キロから50キロでは走行が難しいほどの急カーブです。

道路沿いの「中ノ峠物産販売所」で働く村中道雄さんは、白山市方面から車で通勤していますが…。

中ノ峠物産販売所 村中道雄さん「毎日通っている。急カーブが深い、暗いしけっこう(速度を)飛ばす人がいる。(改修は)良いと思う。ストレートに近くなれば安全についてはベスト」

■地域活性化への期待を込めた寄付も 2027年度には着工か

白山市鳥越地区出身で、情報通信業のシステムサポート、小清水良次社長。今も実家に立ち寄るときはこの区間を通ると話しますが…。

システムサポート 小清水良次社長「若い頃からあの道路は危険だと思っていた。できることなら通りたくないけど小松から(鳥越方面へ)抜ける道路はあそこしかない」

この国道360号の整備に役立ててもらおうと小清水社長は先月27日、自身が代表理事を務める基金を通じて県に1億円を寄付しました。

システムサポート 小清水良次社長「ホワイトロードから白川郷まで行く、そういう観光客が増えてもおかしくない。単に防災で、住民の生活が便利になるだけじゃない、色んな可能性を持った道路になる」

北陸放送

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