公開日時 2025年06月16日 15:52更新日時 2025年06月16日 16:42
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佐賀県吉野ケ里町役場で初会合に臨む第三者委員会のメンバー=16日午前
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共同通信
佐賀県吉野ケ里町の財政協働課長だった男性=当時(58)=が昨年11月に死亡した原因を調査する第三者委員会が16日、初会合を開いた。男性は伊東健吾町長から叱責を受けた後、うつ病を発症していた。遺族はパワハラが原因の自殺だと主張。町長はパワハラを否定している。第三者委がどう判断するかが焦点となる。
第三者委のメンバーは県弁護士会が推薦した弁護士3人。初会合は町庁舎内で、非公開で行われた。委員長の井寺修一弁護士によると、副町長らから男性が死亡した経緯の説明を受け、今後進める関係者からの聞き取りなど調査のスケジュールを確認した。
遺族によると、男性は昨年4月、町長らとの面談で新庁舎建設に関する計画が甘いと指摘し、財政負担に難色を示した。町長は「俺が(課長職を)代えてやる。建設的な意見を言え」などと発言。男性はパワハラと受け止め、うつ病となり休職した後、公務災害認定を請求した。昨年11月、副町長に「死をもって抗議する覚悟はできている」などとするメールを送信。翌日、佐賀市の林道脇に倒れているのが見つかり、死亡が確認された。