ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.06.17 10:06
イタリアのある博物館に展示されたクリスタル椅子を観光客カップルが壊して逃げる事件が発生したと、英BBCなど外信が15日(現地時間)報じた。これによると、イタリア・ヴェローナのパラッツォ・マフェイは最近、ある観覧客カップルがクリスタルで飾られた椅子の作品を壊して逃げる姿が映った防犯カメラの映像を公開した。
映像で中年の女性と男性は椅子を置いて座るふりをしながらお互いの写真を撮り合った。そうするうちに男性が突然中心を失って椅子の上に座り、椅子はそのまま壊れた。
パラッツォ・マフェイ関係者は、職員が何が起きのかに気付く前に、このカップルが博物館から逃げたと伝えた。
彼らが壊した椅子はイタリア出身の画家で彫刻家であるニコラ・ボラ作で、機械で整えたクリスタル数百個が飾られているという。画家フィンセント・ファン・ゴッホを称えるために作られ、「ファン・ゴッホの椅子」とも呼ばれる。
パラッツォ・マフェイ側は、このカップルを警察に通報したが、まだ身元が確認されていない。
パラッツォ・マフェイのヴァネッサ・カルロン館長は「人々は写真を撮るために正気を失い、その結果については無視する」として「もちろん、今回のことは事故だったが、2人が私たちに何も言わずに去ったので事故ではなくなった」と指摘した。
パラッツォ・マフェイ側は、「当時、椅子の脚2本と座席部分が壊れたが、復元を終えて現在再び展示中だ」と説明した。カロン館長は「誰でも芸術作品が展示された場所では特に尊重する態度を持つべきだ」として「芸術は毀損されやすいので、尊重し、大切にしなければならない」と呼びかけた。
