島原鉄道の在り方 年度内に 長崎県地域公共交通活性化協議会、事業計画案を承認

本年度の計画を承認した協議会=長崎県庁

(長崎新聞)

 長崎県地域公共交通活性化協議会(会長・渡辺大祐県地域振興部長)は13日、本年度の初会合を県庁で開き、沿線の人口減などで経営難が続く島原鉄道(島原市)の在り方を考える島原鉄道活性化検討部会の開催などを盛り込んだ本年度事業計画案を承認した。公有民営の上下分離方式で鉄道を存続させるか、路線バスへ転換するかの二つの方法を検討している同検討部会は本年度中に結論を出す。
 同検討部会は、県や島鉄の沿線自治体、学校、公共交通事業者などで構成。昨年度中の方向性決定を目指していたが、関係機関との調整に時間を要したとしている。
 このほか、来年度から5カ年の次期県地域公共交通計画について、県が策定に向けた今後のスケジュールを説明。JR九州バス(福岡市)は、東彼東彼杵町と佐賀県武雄、嬉野両市を結ぶ路線バス「嬉野線」のうち、同町の彼杵駅から嬉野温泉バスセンターまでの区間について、利用客の減少などを理由に、今年9月末で廃止する方針を報告した。現在、同町を通行する便は一日7往復している。
 同町によると、町内の廃止区間は、同町が運行するデマンドバスで補えている。ただ、嬉野市へ通院などで県をまたぐ町民らの移動手段が限られるため、同市と協議を進めているという。

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