
東日本大震災の経験を語る荒巻さん=みどり市で
群馬県・みどり市倫理法人会のイブニングセミナーが4日、市内で開かれ、栃木県足利市在住のマジシャン荒巻友輝さん(38)が「あの日を越えて 震災が変えた人生の軌跡」と題して講話した。
岩手県陸前高田市出身の荒巻さんは、東日本大震災の津波で祖父母と叔母を失った。それまで漫然と過ごしていた日々を見つめ直すとともに、津波で両親を亡くして悲嘆にくれていた少女が自分の手品で笑顔を見せてくれたことがプロマジシャン転向へのきっかけになったと述べた。
「人生はいつでも変えられる」と力説し、愛、命、運、縁、恩の5文字の頭文字を取った「あいうえおを大切に」と語りかけた。
この後、得意のマジックやイリュージョンを披露。参加者からは「感動した」「楽しかった」との声が漏れた。(粕川康弘)
