「上毛かるた」 世界一を決定 世界遺産の富岡製糸場で10月 運営資金はCFで募る 来月15日まで

かるたに詠まれた地では初開催となった第8回大会での熱戦の様子=2023年10月、高崎市の少林山達磨寺で

(東京新聞)

 郷土かるた「上毛かるた」を通じて群馬をPRしている一般社団法人「KING OF JMK」は10月11日、かるたで「日本で最初の富岡製糸」と詠まれる世界遺産の富岡製糸場(富岡市)で「おとな達(たち)の上毛かるた」の第10回大会を開く。これまで日本一決定戦としていたが、節目を記念して「世界一決定戦」にグレードアップ。運営資金を募るクラウドファンディング(CF)を始めた。7月15日まで。

 世界一決定戦は場内の国宝、西置繭所を会場に、現地観戦を受け付ける他、準決勝と決勝はユーチューブで実況と解説付きのライブ配信をする。参加は18歳以上で性別や国籍、住所、出身地は不問。3人1組(控えを含め4人以内)の団体戦で競う。エントリー費は1チーム8千円。32チームを募る。7月27日から受け付け予定で、詳細は今後、公式サイトで公表する。

 CFの目標額は100万円。CFサイト「CAMPFIRE(キャンプファイア)」で実施している。返礼品には観戦招待券(製糸場入場料無料)や記念ブレンドコーヒー(ドリップパック)、記念マグカップなどを用意した。

 同法人は2013年から東京都内で日本一決定戦を開いてきたが、コロナ禍で一時中断。4年ぶりとなった23年は「県内でも大会中止が相次ぎ、上毛かるた文化の衰退が懸念される」として高崎市の少林山達磨寺を舞台に初めて県内で開いた。昨年も館林市の茂林寺が会場で、かるたに詠まれる地で開催を続けている。

 法人代表理事で安中市出身の渡辺俊さん(48)は「札で詠まれた場所を訪れることでさまざまな発見があると思う。多くの人に参加や観戦してもらい、群馬が誇る世界遺産、富岡製糸場を味わってほしい」と呼びかける。

 詳細は同法人公式サイト(https://www.kingofjmk.jp)。(石井宏昌)

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