林業の人材確保に向け、新たな担い手を育成する「かごしま林業大学校」がことし4月に開校するのを前に、21日カリキュラムなどが決まりました。
「かごしま林業大学校」は、県内の林業の深刻な担い手不足を背景に、新たな担い手の確保や人材の育成のため、県が姶良市と垂水市の2か所に設置するもので、ことし4月に開校します。
21日は県庁で、学識経験者などによる学校の運営協議会が開かれ、研修期間1年間で14項目、88科目のカリキュラムや授業計画などが決まりました。
この中では、▽地域の特性を踏まえた研修を充実させ、ユネスコの世界自然遺産に登録されている屋久島の林業と環境に配慮した森林経営などの研修を実施するほか、▽ICT=情報通信技術などを活用した森林管理や木材加工に対応する研修を実施するなどとしています。
また、委員からは天候によって予定どおり実施できない可能性もあるので、研修スケジュールには「余裕があったほうがいいのではないか」などと意見がでました。
県森林経営課の秋元拓也課長は、「特色を生かした形で研修生に楽しんで学んでいただけるようなカリキュラムにできた。鹿児島で林業で働いていただいて、誇りを持ってもらい、学習していただけるような環境をつくっていきたい」と話していました。
