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2025年6月6日 19:07

和歌山市職員が公益通報後に自殺 第三者機関「市の対応は不適切」 遺族は裁判を起こすことを検討

 職場の不正を公益通報した和歌山市の職員が5年前に自殺した問題で、市が設置した第三者機関は6日、「市の対応は不適切だった」とする見解を示しました。

 和歌山市は2020年、複数の児童館で交付金を不正に得るなどした職員15人を処分しました。

 この問題は、児童館の男性職員の公益通報により発覚しましたが、男性はその後、自ら命を絶ちました。処分された男性の1人が、通報した男性と同じフロアに配置されていたのです。遺族は、市のこうした対応が自殺につながったと訴えていました。

 検証を行っていた第三者による審査会はこの日、「公益通報者保護法に違反しているとは認められない」としたものの、市の対応については「不適切だった」とする検証結果を公表しました。

 これを受け、男性の母親は、「対応が不適切だったと認められたのはありがたいが、息子の死について全く触れられていないのは問題だ」と話し、裁判を起こすことも検討するとしています。

最終更新日:2025年6月6日 19:07

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