国連の安全保障理事会は、アメリカなど5か国の常任理事国と、10か国の非常任理事国で構成され、このうち任期2年間の非常任理事国は毎年、半数が改選されます。

国連総会では3日、それぞれの地域を代表して立候補したコンゴ民主共和国とリベリア、ラトビア、コロンビア、バーレーンの5か国が加盟国の投票により選ばれ、来年1月から非常任理事国を務めることが決まりました。

このうち、初めて安保理の理事国となるラトビアはロシアの隣国で、ウクライナへの軍事侵攻を巡っては、一貫してウクライナ側を支持しています。

一方、バーレーンとコロンビア、コンゴ民主共和国の3か国は、ことし2月、ロシア軍の撤退などを求める国連総会での決議案に、それぞれ棄権または投票しないという対応をとっています。

またバーレーンは、イスラエルと国交がある数少ないアラブ諸国の1つですが、ガザ地区への侵攻をめぐっては、ほかのアラブ諸国とともにイスラエルを厳しく批判しています。

このほか、ゲリラ組織の武装解除を国連の監視のもとで実現したコロンビアと、いまも大規模なPKO=平和維持活動が展開されているコンゴ民主共和国は、それぞれ平和維持をめぐる議論への貢献が期待されます。