欧州CL決勝戦 パリSG5ー0インテル・ミラノ ( 2025年5月31日 ドイツ・ミュンヘン )

欧州CL初優勝を飾り喜ぶパリSGイレブン(AP)
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欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝が5月31日に行われ、パリSG(フランス)がインテル・ミラノ(イタリア)を5ー0で下し、悲願の初優勝を飾った。フランス勢として93年のマルセイユ以来、32シーズンぶり2度目の快挙。今シーズンはリーグ制覇、フランス杯優勝に続きクラブ史上初の欧州3冠を達成。欧州3冠制覇は22ー23シーズンのマンチェスター・シティー以来、史上9クラブ目となった。
パリSGは新フォーマットとなった今大会、1次リーグで大苦戦。敗れれば敗退決定という崖っぷちにまで追い込まれたが、第7節でマンチェスターCに4ー2と逆転勝利。続く最終節でもシュツットガルトを4ー1で下し、苦しみながらも1次リーグを突破。決勝トーナメントではリバプール、アーセナルといったプレミアリーグ勢を撃破し、19ー20シーズン以来2度目の決勝進出を果たした。
試合は前半12分、FWドゥエがうまく相手の裏をとって味方のスルーパスを引き出すとゴール前でラストパス。鋭いグラウンダーのボールをDFハキミが右足で押し込み先制ゴールを決めた。
同20分には自陣ゴール前の守備でDFパチョがラインギリギリでボールの残す好プレーからカウンター発動。FWデンベレの左サイドからのパスを受けたFWドゥエがワントラップから右足一閃。強烈なシュートが相手に当たって方向が変わりゴールイン。来週3日に20歳の誕生日を迎えるドゥエはパトリック・クライファート(95年アヤックス)とカルロス・アルベルト(04年ポルト)に続き、CL決勝でゴールを決めた3人目の10代の選手となった。
さらに後半18分にも追加点。MFビティーニャがFWデンベレとのワンツーから中央突破し、前線へスルーパス。これを右サイドから駆け上がったFWドゥエが右足ダイレクトシュートでニアサイドをぶち抜き、この日2点目。同28分にはFWクバラツヘリアがダメ押しとなるチーム4点目を決めるなど快勝。
19歳のFWドゥエが2得点1アシストの活躍で悲願の初優勝に大きく貢献。試合終了のホイッスルが鳴るとイレブンは歓喜。GKドンナルンマなど目に涙を浮かべて喜ぶ選手もいた。
フランス勢としては初の欧州3冠制覇。ルイス・エンリケ監督は15年のバルセロナに続く2度目の欧州3冠を達成。欧州3冠を2度経験した指揮官は現マンチェスターCのグアルディオラ監督以来、史上2人目の快挙となった。
<欧州3冠達成クラブ>
セルティック(66ー67)
アヤックス(71ー71)
PSV(87ー88)
マンチェスターU(98ー99)
バルセロナ(08ー09、14ー15)
インテル・ミラノ(09ー10)
Bミュンヘン(12ー13、19ー20)
マンチェスターC(22ー23)
パリSG(24ー25)
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