秋田県はクマの目撃情報が例年を大きく上回っていることから、県内全域に8日、「ツキノワグマ出没警報」を出して、いっそう注意するよう呼びかけています。
県によりますと、ことしに入って、これまでにクマに襲われてけがをした人はいませんが、先月のクマの目撃件数は82件となっています。
これは、去年までの5年間の平均の2.6倍と例年を大幅に上回っていることから、県は8日、県内全域に「ツキノワグマ出没警報」を出しました。
県はクマの被害を防ぐため、入山が禁止されている地域には入らず、山菜採りなどで山に入る際には、できるだけ複数の人で行動したうえで、鈴やラジオで人の存在をアピールしながら行動してほしいとしています。
また、集落での対策としては、車庫や物置のとびらをふだんから閉めておくことや、生ゴミや米ぬかなどクマのエサになるものを屋外に放置しないこと、家や農地の近くのやぶを刈り、見通しをよくすることなどを呼びかけています。
そのうえで、クマを目撃したら市町村や警察に通報し、県の情報マップシステム「クマダス」で目撃情報を確認するなど、地域で情報を共有するよう呼びかけています。
警報の期間は今月末までです。
