本当のウクライナ知って サヴェンコさん 総会で講演

ウクライナの民族衣装を紹介するサヴェンコ・ヴァレリヤさん=七尾市役所で

(中日新聞Web)

 総会後、七尾市在住で、ウクライナ出身のサヴェンコ・ヴァレリヤさん(23)が講演した。ロシアによる侵攻から逃れ、3年前に来日したサヴェンコさんは「戦争ばかり報じられるが、平和な故郷の本当の姿を知ってほしい」と語りかけた。

 「私の国ウクライナ」と題して登壇すると、現地の料理「ボルシチ」や民族衣装、伝統的な祭り「イワン・クパーラ」について紹介。「能登は自然がいっぱいで、故郷を思い出す。外国人の少ない地域に来ることに不安もあったが、みんな優しく受け入れてくれた」と笑顔を見せた。

 ウクライナ北部のチェルニヒウに生まれ、国内2番目の人口を誇る都市、ハルキウの国立大学でプログラミングなどを学んだ。2022年2月、ロシアが侵攻を始めると同4月に来日。東京都内の日本語学校に通うなどした後、母国に残る家族と離れ離れの生活を送っている。

 同時期にハルキウの工科大学に在学していて、現在はWebデザインや古民家民宿などを手がける七尾市内の会社「ノラス」で役員を務める比留間希星(ときや)さん(27)に誘われ、昨年6月から同社でエンジニアとして働いている。(浜中創太)

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