中国、国内航空会社にボーイング機の納入停止指示=BBG

 4月15日、ブルームバーグ・ニュースは、中国が国内航空会社に対し、米ボーイング製航空機の追加納入を一切受けないよう命じたと報じた。写真は、ニューヨーク証券取引所内に映されたボーイングのロゴ。4月2日、ニューヨークで撮影(2025年 ロイター/Brendan McDermid)

[15日 ロイター] – ブルームバーグ・ニュースは15日、中国が国内航空会社に対し、米ボーイング(BA.N), opens new tab製航空機の追加納入を一切受けないよう命じたと報じた。

米政府が中国製品に計145%の関税を課したことへの報復という。事情に詳しい関係者の話として伝えた。

中国の航空大手、中国国際航空(601111.SS), opens new tab、中国東方航空(600115.SS), opens new tab、中国南方航空(600029.SS), opens new tabは2025年から27年の間にそれぞれ45機、53機、81機のボーイング機の納入を受ける予定だった。

ブルームバーグによると、中国は米国からの航空機関連の設備・部品の購入を中止することも要請した。

ロイターは独自に報道を確認できていない。

航空宇宙業界の関係者2人はロイターに対し、中国による米国製航空機部品の全面禁止について、個別に通知を受けていないと語った。

ボーイングは他の航空会社に航空機を振り向けることができるため、中国への短期的な納入停止による大きな影響はないとアナリストは指摘する。欧州エアバスが単独で中国に供給する能力が不十分なことも理由という。

アナリストは、中国の国産機「C919」を含む既存航空機をサポートするための新たな米国製部品の輸入を禁止する方がより難しいとみている。

バンク・オブ・アメリカのアナリスト、ロン・エプスタイン氏は「中国が米国からの航空機部品の購入をやめれば、C919プログラムは中止されるか、廃止になるだろう」と述べた。

報道によると、中国政府は、ボーイング機のリースでコストが上昇している航空会社に対する支援策も検討しているという。

ボーイングはコメントを控えた。

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