中国の製造業活動が7月に3カ月連続の縮小を示した。当局はより高い成長を維持しようと取り組みを進めているが、中国経済は弱めの軌道で推移している。
国家統計局が31日発表した7月の製造業購買担当者指数(PMI)は49.4。ブルームバーグ調査のエコノミスト予想中央値と一致し、6月の49.5をやや下回った。活動拡大・縮小の境目は50。2023年4月以降、50を上回ったのは計3カ月のみとなっている。
建設業とサービス業を対象とする非製造業PMIは50.2。6月は50.5、エコノミスト予想は50.3だった。

ユナイテッド・オーバーシーズ銀行のエコノミスト、ホー・ワイ・チェン氏は「今回のPMIは中国の成長低迷をさらに裏付けている。国内消費は弱く、輸出も国外市場からの逆風に見舞われている」と述べた。
中国共産党は30日開いた中央政治局会議で、個人消費の底上げに政策の軸足を置く考えを示したが、市場ではこうした大まかな方針を懐疑的に見る向きもあり、エコノミストらは具体的な政策を求めている。
ピンポイント・アセット・マネジメントの張智威チーフエコノミストは、「30日の政治局会議では下期における政策スタンスの大幅な見直しは示唆されなかった。財政政策のスタンスに意味のある変更がなければ、成長見通しは輸出の力強い伸びがいつまで続くかにかかっている」と語った。
原題:China Factory Activity Shrinks for Third Month in Hit to Growth(抜粋)
(市場関係者のコメントなどを追加し更新します)
