韓国の憲法裁判所は1日、「非常戒厳」宣布を巡って弾劾訴追された尹錫悦大統領の罷免の可否について、4日午前11時(日本時間同じ)に判断を下すことを明らかにした。

  憲法裁の裁判官8人のうち6人以上が賛成すれば、尹氏は罷免され、60日以内に大統領選が実施される。罷免を免れた場合、尹氏は復職するが、同氏は弾劾裁判とは別に、非常戒厳を巡る刑事裁判にも直面している。

  尹氏は昨年12月、1987年の民主化後では初めての非常戒厳を宣布したが、国会で撤回を求める決議案が可決されたことから、わずか数時間で解除。その後、国会が尹氏に対する弾劾訴追案を可決し、尹氏は職務停止となった。

Yoon Suk Yeol

裁判所に出廷した尹錫悦大統領(2月13日)

Photographer: SeongJoon Cho/Bloomberg

  次期大統領に誰がふさわしいかに関する世論調査では、最大野党・共に民主党の李在明代表がリードしている。

  尹氏の職務停止で韓悳洙首相が暫定的に大統領の職務を代行していたが、国会はその後、韓首相に対する弾劾訴追案も可決。韓氏の職務停止後、崔相穆経済副首相兼企画財政相が大統領職を代行していたが、憲法裁判所が3月24日、韓首相の弾劾訴追を棄却したため、韓首相は大統領代行に復帰した。

関連記事:韓国の韓首相、大統領代行に復帰-憲法裁が弾劾訴追を棄却

原題:South Korea to Rule on President Yoon’s Impeachment on April 4(抜粋)

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