アルゼンチン中央銀行は14日、対ドルで通貨ペソを切り下げるペースを月1%に落とすと発表した。2月に開始する。最新のインフレデータを受け、政策変更が可能になった。

ミレイ大統領(2024年12月14日)
Photographer: Alessia Pierdomenico/Bloomberg
為替レートを小刻みに調整するクローリング・ペッグ制に関する変更は、約1年前のミレイ政権発足後で初めて。消費者物価上昇率は2020年以来の低水準近くで推移しており、昨年11月の段階で、インフレ率の安定した状態が年末まで続けば、切り下げペースを現行の月2%から1%に落とすと表明していた。
中銀は14日の声明で、「為替レートの調整は、インフレ期待の補完的アンカーとしての役割を引き続き果たす」と説明した。
この日発表された昨年12月の消費者物価指数(CPI)上昇率は前月比2.7%。ブルームバーグ調査のエコノミスト中央値予測と一致し、3カ月連続で3%を下回った。前年同月比は117.8%で、300%近くに達した昨年のピークから鈍化した。

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原題:Milei Lowers Peso Crawling Peg to 1% After Inflation Stabilizes(抜粋)
