トランプ米大統領は、カナダとメキシコからの輸入品に課す関税について、一部農業製品の適用除外を検討している。ロリンズ農務長官が明らかにした。

  ロリンズ氏は5日、ホワイトハウスでブルームバーグ・ニュースに対し、「あらゆる選択肢が検討されている」と述べ、農業セクターへの軽減措置が決定される可能性に期待を示した。

  「恐らくカリ(炭酸カリウム)や肥料が含まれるが、農産業への特定の適用除外はまだ決まっていない。われわれはこの問題で、大統領のリーダーシップを信頼している。これらのコミュニティーを非常に重視していると承知している」と発言した。

  トランプ政権は5日、カナダとメキシコに4日発動した25%関税のうち、北米での現地生産と見なす自動車への適用を1カ月猶予すると発表したが、農業セクターへの軽減措置の検討も示唆された。ロリンズ氏はこの日、トランプ氏や経済担当の当局者と今後の方針を協議するため、ホワイトハウス入りした。

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  農業州の議員らは、米国の農作物生産に不可欠な肥料や他の製品について、関税の適用除外を認めるよう政府に求めていた。

Trump Nominee Rollins Confirmed As Agriculture Department Chief

ロリンズ米農務長官

Photographer: Samuel Corum/Sipa/Bloomberg

  米国の食料輸入が急増し、農業貿易赤字が過去最高となる中で、トランプ大統領は「外国産」の農業製品への関税が4月2日に発動されると3日明らかにした。

  トランプ氏は、貿易相手国の関税率と非関税障壁に応じて関税を課す「相互関税」を4月2日に導入する構えだが、ラトニック商務長官は3月5日、大統領は引き続き推進に前向きだと語った。

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President Trump Delivers First Address To Joint Session Of Congress

トランプ米大統領

Photographer: Kent Nishimura/Bloomberg

 

原題:Trump Weighs Agriculture Carveouts to Canada, Mexico Tariffs (1)(抜粋)

(カナダ・メキシコ関税を巡る動きなどを追加して更新します)

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