アメリカの「幸福度」が低くなっている。アメリカの「幸福度」が低くなっている。Gary Yeowell/Getty Imagesアメリカは2025年の「世界幸福度報告」で24位にランクインし、報告書が始まって以来最低の順位となった。この下降の原因として、孤独な食事や「絶望死」の増加などが挙げられている。フィンランドは8年連続で1位を獲得し、他の欧州諸国も上位にランクインした。

13年の歴史を持つ「世界幸福度報告」で、アメリカはこれまでで最低の順位に落ちた。

「2025年版 世界幸福度報告」が、国際幸福デーに合わせて3月20日に発表され、アメリカは昨年より1ランク下がり、24位となった。2023年の15位から大きく後退した。

アメリカの上位にはイギリス、下位にはベリーズ、ポーランド、台湾が続く。

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トップ10の大半は欧州諸国で、フィンランド、デンマーク、アイスランド、スウェーデン、オランダ、ノルウェー、ルクセンブルクが上位7位を占めた。

フィンランドは8年連続でトップの座を守り、アフガニスタンは世界で最も不幸な国から抜け出せていない。

2012年の報告開始以来、アメリカは一度もトップ10に入ったことがなく、最高順位は初年度の11位だった。

このランキングは、ガロップ・ワールド・ポール(Gallup World Poll)が、生活満足度を評価する「キャントリル・ラダー」という指標を用い、世界140カ国・地域で10万人以上を対象に行った調査に基づいている。この指標では、0を「想像しうる最悪の生活」、10を「最高の生活」とし、参加者に自分の生活を0から10のスケールで評価させている。

その平均値は、フィンランドが7.7点、アメリカが6.7点、アフガニスタンが1.4点となった。

トップ10に入った非欧州諸国は、イスラエル、コスタリカ、メキシコの3カ国だった。

報告書では、「思いやり」や「共有」が、幸福度に与える影響に焦点を当てている。アメリカにおける幸福度が低下した一因としては、食事を一人で摂る人の増加が挙げられている。

「アメリカ時間利用調査(American Time Use Survey)」によると、2023年には、アメリカ人の約4分の1が、調査前日のすべての食事を一人で摂ったと回答していた。

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