ニュージーランド(NZ)経済は4-6月(第2四半期)と7-9月(第3四半期)に、予想以上に深刻なリセッション(景気後退)に陥った。高金利で需要が抑制された。発表を受け、NZドルは一時、下落した。

  NZ統計局が19日発表した7-9月期国内総生産(GDP)は前期比1.0%減少した。エコノミスト予想は0.2%減だった。前年同期比では1.5%減少し、エコノミスト予想(0.4%減)以上の落ち込み。製造業と建設業がGDPの足かせとなった。

  4-6月期GDPは前期比1.1%減と、当初発表の0.2%減から下方改定された。

  発表を受け、NZドルは対ドルで一時0.0025米ドル強下落。ウェリントン時間午前11時20分(日本時間同7時20分)時点で1NZドル=0.5623米ドル。

  今回のデータは、NZ準備銀行(中央銀行)や財務省を含む、どの予測提供者の予想よりもはるかに低く、市場ではさらに深い利下げに賭ける動きが広がった。

  ただインフレを抑制してきたNZ中銀が今では利下げに動いていることや消費者信頼感が回復基調にあることから、2025年に景気回復が予想されている。

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原題:New Zealand Suffers Deeper-Than-Expected Recession; Kiwi Drops(抜粋)

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