茨城・常総市の大規模火災 けさ鎮火もけが人なし 当時複数の箇所で火災発生 警察「飛び火」の可能性 専門家「消火活動が後手になる」|TBS NEWS DIG
茨城県常総市できのう起きた火事はけさ、半日以上たって鎮火しましたが、警察は強風による飛び火で延焼範囲が広がった可能性があるとみています。
きのう、茨城県常総市で起きた火事。枯れ草から建物などに火が燃え広がり、市は一時、周辺住民2000人に避難指示を出しました。
鎮火したのは、きょう午前7時前のこと。プラスチックを扱う工場が全焼しましたが、けが人はいませんでした。
最初の通報は、きのう午後1時半すぎとみられ、その後、南に500メートルほど離れた場所でも通報が。複数の場所から火の手が上がりました。
なぜ火は燃え広がったのか。近くの観測所では最大瞬間風速22.2メートルという強風を記録していました。
「火が迫ってきて、道路の反対側まで来たんですけど」
こう話すのは全焼した工場の近くに住む男性。
「水を撒いていたので、何とか持ちこたえた。ただ、その火が向こうに飛び越えて、裏の太陽光パネルのほうに火が回った」
男性によると、工場の火は瞬く間に燃え広がりました。男性が撮影した映像でも、強風で煙が勢いよく舞っているのが確認できます。
「裏燃えちゃう、裏」
男性らが水を撒いた自宅などは燃えませんでしたが、自宅の奥の資材置き場から火が出たといいます。専門家は「飛び火」による火事を指摘します。
東京大学 先端科学技術研究センター 廣井悠 教授
「飛び火の距離はかなり遠くまで飛ぶことが知られている。過去の文献見ると500メートルとか600メートルぐらい」
2016年、新潟県糸魚川市で147棟が燃えた大規模火災では、強風による「飛び火」が延焼拡大の原因とされています。
東京大学 先端科学技術研究センター 廣井悠 教授
「(糸魚川市の火災との)共通点は強風下。どうしても消火・延焼防止活動が後手後手になる」
飛び火を防ぐ方法は。
東京大学 先端科学技術研究センター 廣井悠 教授
「水を撒いたりとか飛び火対応をすることで、着火する火の粉の数が減る可能性、つまり飛び火の数が減る可能性はありますね」
延焼範囲を広げ、複数箇所で同時多発的に出火して消火活動を困難にする「飛び火」。
警察と消防がいきさつを調べています。
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