自民党の長谷川岳参院議員(北海道選挙区)が自治体職員などに威圧的な言動をしていた問題で、北海道は28日、長谷川氏から威圧的な言動を受けた職員が少なくとも15人いたとする調査結果を公表した。長谷川氏と面談するだけの出張が5年間で延べ276回に上ることも判明。この出張の際に
叱責(しっせき)
された職員もいた。
長谷川岳参院議員(4月6日撮影)長谷川岳参院議員(4月6日撮影) 道は4月以降、長谷川氏と面談するために出張した次長級以上の道職員59人に聞き取り調査を実施。そのうちの15人が面談中に叱責されるなどしたと回答した。道は具体的な発言内容を明らかにしていない。別の職員8人は同席者に対する威圧的な言動をみたと証言したという。

 道の調査によると、国会議員との面談を伴う道職員の出張は、2019~23年度で延べ2165回。長谷川氏と面談した出張は1488回に上り、長谷川氏に会うためだけの出張も276回あった。出張先は主に東京都千代田区の議員会館で、道幹部は「資料の不備を指摘されて作り直し、見てもらうことの繰り返しだった」と話した。鈴木直道知事は「言動に関して改めるべきは改めるべきである」と長谷川氏に改善を求めている。 札幌市でも、19~23年度に長谷川氏と会うためだけの出張が計121回に上ったことが判明している。