対局に臨む佐藤九段(左)と山崎八段=若杉和希撮影
竜王戦のランキング戦1組決勝・佐藤康光九段-山崎隆之八段戦が東京・千駄ヶ谷の将棋会館で始まりました。
厚み重視を貫いた久保九段が前期挑戦者の伊藤七段を下して本戦入り<1組3位決定戦・久保利明九段-伊藤匠七段>
今期、佐藤九段は初戦で永瀬拓矢九段、2回戦で広瀬章人九段、準決勝で伊藤匠七段と強敵をなぎ倒して決勝へ駒を進めました。中終盤で強みを発揮する「剛腕」は健在です。対する山崎八段は1回戦で松尾歩八段、2回戦で森内俊之九段、準決勝で久保利明九段を破って本局を迎えました。「山ちゃん」は力将棋が得意で、藤井聡太棋聖への挑戦も決めるなど好調です。
本局は特別対局室で行われている=若杉和希撮影
先に対局室に入ったのは佐藤九段。入るとすぐに厚手の座布団を手に対局室を出て、薄いものに交換し、戻りました。少しして山崎八段が大荷物を抱えて入室。座ると眼鏡を外し、目薬をさし、めがねを拭く。普段通りの対局準備です。振り駒は、と金が3枚出て山崎八段の先手になりました。 山崎八段は初手▲2六歩と飛車先を突きました。佐藤九段は△8四歩と応じ、相掛かりの戦型に。山崎八段の得意形を受けて立っています。後手は△1三角から角を移動させていく形に。山崎八段は好機に▲7六歩と角道を開け、自然に駒組みを進めています。(吉田祐也)










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