政府は13日、脱炭素社会の実現に向けた施策を検討する「グリーントランスフォーメーション(GX)実行会議」(議長・岸田首相)を首相官邸で開き、2040年に向けた新たな国家産業戦略の策定に着手した。長期の産業政策の見通しを示すことで企業の投資を後押しし、脱炭素と同時にエネルギーの安定供給、経済成長を目指す。
GX実行会議で発言する岸田首相(左)(13日午後、首相官邸で)=川口正峰撮影 政府が40年を見据えた産業戦略目標を定めるのは初めてで、名称は「GX2040ビジョン」とする。〈1〉エネルギー〈2〉GX産業立地〈3〉GX産業構造〈4〉GX市場創造――の4点を軸に議論を進め、今年度内の策定を目指す。
首相は会議で「経済、社会全体の大変革と脱炭素への取り組みを一体的に検討し、脱炭素への現実的なルートを示したい」と述べた。政府は50年までに温室効果ガスの排出量を「実質ゼロ」にする目標を掲げている。
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